自治総研ブックス
財政の自治

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861620911
  • NDC分類 349
  • Cコード C3031

内容説明

「財政の自治」の本質は、国と地方の財政関係そのものにある。すなわち地方の税財政における裁量権の拡充を目指しつつ、国と地方が財政上どのような関係をもっていくのか、そのために現行の法制度にいかなる課題が内在しているのかを明らかにすることが、財政の自治を語る「肝心」ではないか。看過されてきた地方財政改革の本質的課題を明らかにしていく。

目次

第1章 地方財政の何が問題か(国際比較における日本の地方財政;地方財政の現状―何が悪いのか;夕張市財政破綻の教訓)
第2章 財政調整制度(地方交付税)の課題―制度と運営(財政調整の原理;地方交付税法からみた財政調整―未完の法律;地方財政計画について;地方交付税の算定について;財政調整制度改革の方向)
第3章 分権改革と地方財政―近年の諸改革の本質(第一次分権改革前後の地方財政;三位一体改革;三位一体改革以降から政権交代までの地方財政改革;政権交代と地方財政改革;地方財政改革の流れの中で¨)
第4章 財政の自治を考える―分権改革とナショナル・ミニマムの視点から(第一次分権改革と地方財政;ナショナル・ミニマムと地方財政;地方財政の展望)

著者等紹介

飛田博史[トビタヒロシ]
1964年東京生まれ。1990年明治大学大学院政治経済学研究科博士前期課程修了。現在、公益財団法人地方自治総合研究所研究員。専攻は地方財政論、経済学説史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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