内容説明
「国家統治」から「住民自治」への転換が世界的に進展しつつあるなかで、「地方自治」の意義と歴史を振り返るチャレンジング・テキスト!グローバル社会における地方自治の国際動向、英米の地方分権の最新動向を知る。古代ギリシア・ローマ以来の欧米の地方自治の歴史・沿革や理念・概念を知る。地方自治や自治体(地方政府)に関するさまざまな言葉の語源や由来を知るのに最適。
目次
序章 本書のねらい・特色と概要
第1章 地方自治論への国際的視座
第2章 地方自治論への歴史的接近
第3章 地方自治と地方政府の概念と意義
第4章 アメリカの地方自治発祥の歴史
第5章 地方自治と地方政府の歴史的源流
著者等紹介
小滝敏之[オタキトシユキ]
千葉経済大学学長、千葉経済大学大学院経済学研究科教授、前東京大学大学院法学政治学研究科客員教授、元消防大学校長。1965年、東京大学法学部卒業後、自治省財政局・大蔵省主計局等勤務。山梨県総務部長・自治省交付税課長・兵庫県総務部長・自治省審議官・自治体国際化協会ニューヨーク事務所(JLGC,NY)所長等を歴任。アメリカ行政学会(ASPA)・予算財務管理学会(ABFM)会員。リトルロック市(アーカンソー州都)・リンカン市(ネブラスカ州都)・ハリスバーグ市(ペンシルヴェニア州都)名誉市民
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。