感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
もんらっしぇ
82
『そもそもバンクシーの絵って消え去ることが前提で描かれてる?』考えてみれば矛盾と不思議さに溢れているバンクシー。いったい何者? 故郷であるイギリス・ブリストルを中心に、世界各地に30年にわたり衝撃的で皮肉に満ちた作品をかいてきて…そう、壁、ドア、歩道、車両など、多種多様な「キャンバス」に描かれてきました。ストリートアートとは元来持つ「一過性のもの」という特性ゆえに、いつか消え去る運命を背負っています。いつどこで描かれてどこへ行ってしまったのか…その謎を追う本書、こんな面白そうな本はないぞ♪と衝動買い。→ 2025/09/22
七草
14
正体を明かさない匿名のストリートアーティスト、バンクシー。世界中にある作品のうち、売られたり盗まれたり破壊されたりして消えた作品の写真と解説。ほとんどは原形のままでは残っていない。バンクシーの作品を快く思わない同業者もいる。作品が上塗りされることも多く、バンクシーがネットで公表後、数時間で盗まれることも。ギャラリーの壁に飾られている作品だけが傑作だという既成概念をあざ笑っているようで、グラフィティアートが持つ儚さの美学みたいなものを感じた。2026/02/28
桜絵
5
バンクシーって聞いたことあるけどよくは知らないなと思いながら手に取った本。 ストリートアートとして、壁にステンシルで描き続けている正体不明のバンクシー。アートが描かれた壁はどうするか?切り取って保管するか、上からさらに描くか塗りつぶすか、はたまたアクリル板を貼り付けて保護するか?今や日の目を見なくなったバンクシーのアートを写真付きで解説する。グラフィティーの作品は、下手したら寿命が数時間というのもあって興味深い。バンクシーの作品は、なんだか心の嫌な部分に素手で触られたような感覚を覚える。2026/01/02
ととろ
4
面白かった。壁に描かれたバンクシーの絵がどんな運命を辿ったかを丁寧に追跡した本。描かれた当時の写真が豊富にあって良かった。2026/02/14
Amuro
3
街中に描かれるバンクシーの作品は描かれたオーナーにとってはラッキーなことだが、その瞬間からいかに消されないようにするかの戦いに直面することになるようですね。幸か不幸か。2026/02/03




