内容説明
1970年に創業した「工芸店ようび」の眞木啓子氏が、名親である「懐石辻留」辻嘉一氏の教えや器づくりへの想い、俵屋旅館をはじめとする名だたる顧客との交流、日常の暮らしを大切にされているお客様の言葉などを通じて、和の器の奥深さ、食事の貴さを描き出す。
目次
一汁一菜
軽快なおもてなしの料理
私のこれまで
漆のはなし
空想の宿 花の家―エイジへの頌徳のことば(C.W.ニコル)
うつわをつくる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
43
自分のとっては、哲学書であるように思う。器を通して、それを使う人への関わり方、使う人の豊かさにつながることを考え続けること。二つのことが、特に、印象に残る。呼吸する漆器・・これは日本家屋にも通じる。そして、病院への納入の例・・患者さんの生の質を上げるという病院の思いに応える。そう、器は人の暮らしと共にあり、人の暮らしを支えるものであるということ。2023/07/28
さっちも
13
震える美しさだ。近々店を訪ねたい。2024/12/05
HISA
3
☆☆☆近々お店に行くので、勉強させてもらいました。妥協を許さず、日常に使う器の美にこだわってきた著者。使いやすい、丈夫ということが美しさにもなる。著者の凛とした生き方が伝わる本。2024/07/18
Kuliyama
2
「ようび」のお店はこの本で初めて知り、楽しく拝読しました。今度大阪へ行った折には、「ようび」にお伺いしようと思います。2023/10/06
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