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内容説明
幕末から明治にかけて、狩野派でありながら浮世絵も描いた絵師・河鍋暁斎(かわなべ/きょうさい 1831‐1889)。「絵本」とは、さまざまなジャンルの絵をランダムにまとめた木版の画譜のことで、暁斎の晩年、その人気の高まりとともに多く刊行されました。本書は『暁斎漫画』『暁斎鈍画』『暁斎酔画』『暁斎百鬼画談』など代表的な「絵本」から224図を厳選し、“人物と骸骨”“動物と自然”“妖怪と神仏”の3ジャンルに分類、全図に解説をつけて再構成。達者な筆致と独自の諧謔性で、森羅万象あらゆるものを描き「画鬼」と呼ばれた暁斎の新たな魅力を凝縮しました。
目次
第1章 人物と骸骨
第2章 動物と自然
第3章 妖怪と神仏
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nekonekoaki
3
『暁斎漫画』『暁斎画譜』『暁斎楽画』『暁斎鈍画』『暁斎酔画』『暁斎画談』『絵本鷹かがみ』等の絵本から厳選された作品が集められた河鍋暁斎のイラスト集。とにかく上手いの一語に尽きます。第一章「人物と骸骨」、第二章「動物と自然」、第三章「妖怪と神仏」からなっています。澤田瞳子さんの寄稿がアツい。2022年10月28日初版発行。2023/04/08
kaz
2
骨格図をベースにした人体やしっかり観察した動物を描くかと思えば、奇想天外な絵画もお手の物。図版の大きさのせいか少し見づらかったのが残念だが、暁斎の絵の楽しさは充分に伝わってきた。図書館の内容紹介は『幕末から明治にかけて、狩野派でありながら浮世絵も描いた絵師・河鍋暁斎。木版の画譜をまとめた「絵本」から魅力ある224図を厳選し、全図に解説をつけて掲載する。澤田瞳子による寄稿も収録』。 2023/05/18
skr-shower
2
他地区図書館本。北斎漫画シリーズのような。持っててどうする?な本だけど、楽しいから欲しいな。2023/01/11
果てなき冒険たまこ
2
読んだとか読んでないとかはじゃなくてこれから何かにつけて眺めることになる。この間行った東京ステーションギャラリーにも展示があってニヤニヤしてしまったよ。これからも2か月に1度の暁斎記念美術館詣では当分の間続きそうだな。2022/12/19