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目次
1 有機物への偏愛
2 歴史にみる奇想のモード
3 髪へと向かう、狂気の愛
4 エルザ・スキャパレッリ
5 シュルレアリスムとモード
6 裏と表―発想は覆す
7 和の奇想―帯留と花魁の装い
8 ハイブリッドとモード―インスピレーションの奇想
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K'
5
東京都庭園美術館の企画展「奇想のモード」の公式図録。 芸術運動シュルレアリスムから現在のモード系ファッションへの大きな流れわかります。 ユニクロでいいジャケットが5,000円で買えるのに、メゾンマルジェラはなぜ20万円、それ以上もするのか? 歴史的な大きな文脈(コード)をしっかり理解した上で、それを現代の最適なカタチで再構築(モード)しているから。 世界中の人がユニクロを着るようになって大きな文脈になればなるほど、メゾンマルジェラのようなモードなラグジュアリーブランドの価値はいっそう増していく。2022/03/21
ピラックマ
0
今年の桜も終わりなので東京都庭園美術館へ。 展覧会のポスターにもなっているヤン・ファーブルの玉虫の甲虫アクセが美しさとグロさでやっぱり印象的だった。 他にはライチョウの脚のアクセや小谷元彦の人毛ドレス等、奇想のモードに相応しい逸品揃い。 私的にはセディショナリーズのガーゼシャツが懐かしすぎた。何より旧朝香宮邸の贅沢なアールデコ調度品の素晴らしさ、美しい庭園と桜。優雅至極。2022/04/03