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出版社内容情報
フィンランドからの留学生エイヤは氷のエルフと呼ばれる孤高の存在。だが実は単にコミュ障だった! しかも留学目的はオタ活! 受け入れ家族で同級生の蒼井桜雅はエイヤの望みを叶えるために動き出すのだが──。
内容説明
フィンランドからの留学生エイヤ・ピッカライネンは、誰に対しても無反応。クールな美貌と相まって、付いた綽名は“氷のエルフ”。でも実はただのコミュ障で、常に緊張しているだけ…とホームステイ先の俺、蒼井桜雅は知っている。教室で皆が話すアニメやゲームなどオタク系の話題に興味津々なエイヤからは、すぐにメッセージが飛んできて―「おうが、オーガ!みんなが話している○○ってなんですか?」コミュ障なのにオタトークに憧れるエイヤと出会って俺の人生も激変、いっしょに「はじめて」を経験してゆくことに。窮屈さや生きづらさを感じている全ての人に送る青春ラブコメ!
著者等紹介
久慈マサムネ[クジマサムネ]
第18回スニーカー大賞にて“優秀賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
39
「もい!」ってのがとってもカワイイ!あらすじのように「オタ活」をしたくてフィンランドから日本にやってきた留学生エイヤさんが、ホームステイ先で同級生の蒼井桜雅と交流を深めていくラブコメです。「好きなもの」を好きと公言できない二人が、互いにその純粋な思いに触れていき、それを乗り越えて行くという展開が実にエモいですね。これからの展開が大いに気になる期待の新シリーズです。2022/05/06
わたー
25
★★★★★フィンランドからの留学生で、その美貌と他者を寄せ付けない振る舞いから、氷のエルフと呼ばれるヒロイン。彼女の秘密であるオタク趣味を主人公が偶然知ったことから、彼女と共にオタ活をしていくというラブコメ。読む前は、ロシアの次はフィンランドかと思ったのだが、読んでみると彼女自身の魅力も相まって、フィンランド女子もいいなとコロッと宗旨替えしてしまった。特にあいさつが可愛すぎかよと。物語としてはまだ序盤なので、今後の展開が楽しみな1冊だった。2022/05/05
よっち
25
誰に対してもクールで氷のエルフと言われるフィンランドからの留学生エイヤ。実は留学目的はオタ活で単にコミュ障な彼女を、受け入れ家族で同級生の蒼井桜雅が支える青春ラブコメ。コミュ障で周囲と話せないのにオタトークに憧れるエイヤと、二人で一緒にいろいろな初めてを経験してゆく桜雅。オタクであることに苦い過去を持っていた彼が、自身もまた辛い経験をしたエイヤと二人で満喫する展開はやはりエイヤが絶妙に可愛くて、そんな二人を応援したくなるものがありますね。桜雅の幼馴染もこれから絡みが増えていきそうで今後の展開が楽しみです。2022/04/28
まっさん
23
★★☆ 作者買いした作品。この作者さんの作品の割には健全すぎる程健全でビックリしました。 物語はとある理由からオタク文化への熱意を失った少年と、オタク文化への熱意から遥々日本まで留学しにきたフィンランド人の少女が織り成す純愛ラブコメ物でした。最後まで読んだ印象としては、最近流行りの「外国人ヒロイン」「基本的にクールながらも主人公の前では犬系」「Vtuber」などなど、最近流行りの要素を詰め込んだ王道ラブコメに仕上げたかったのかなという意図を感じましたね。若干の設定過多感を感じてしまったのと、今巻最大→2022/10/04
きっと
14
流行りの留学生物は初めてですが、面白かったです。導入巻のため内容は軽めですが、覆面の登場人物が誰と繋がるのか?サブキャラ達がみんな裏がありそうなのを匂わせたりと至るところに伏線を張りまくって終了、となっているので次巻が楽しみです。イラストの素晴らしさも特筆ですね、エイヤの可愛らしさモードと大人びた振る舞いモードの描き分けが最高でした!2022/07/28
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