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内容説明
「桜だけを描く」幻の絵師たちと桜花に憑かれた名大名。三熊思孝、三熊露香、広瀬花隠、織田瑟々、そして松平定信。知られざる桜画約140点をオールカラーで収録。
目次
第1部 花惜しむ人―三熊派の桜画(桜に憑かれた画家―三熊思孝;追憶の「三十六花撰」―三熊露香;幻の桜宮―広瀬花隠;花惜しむ人―織田瑟々)
第2部 花を訪う人―松平定信の花園(造園狂の春―松平定信「浴恩園」;定信の五つの庭園と「庭の思想」;桜花図譜「花のかがみ」―桃源郷の博物学)
著者等紹介
今橋理子[イマハシリコ]
学習院女子大学教授。1964年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。1994年、博士(哲学)。専門は日本美術史(近世絵画史)・比較日本文化論。博士論文を公刊した著書『江戸の花鳥画―博物学をめぐる文化とその表象』(スカイドア、1995年)で第十七回サントリー学芸賞・第四十六回芸術選奨新人賞を受賞。著書に『江戸絵画と文学―“描写”と“ことば”の江戸文化史』(東京大学出版会、1999年、第十二回國華賞受賞)、『秋田蘭画の近代―小田野直武「不忍池図」を読む』(同、2009年、第二十二回和辻哲郎文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とくま
4
△はー、美しい。 三熊露香さんと、織田瑟々さん。2019/10/27
Miko
4
桜を描くことに命を懸けた絵師たちと桜花に惹かれた松平定信のことが描かれている。 同じ桜の絵なのに表現する絵師たちによって可憐だったり力強かったり絵の面白さなのね。 松平定信の庭に対する情熱は彼の老後の生き方と繋がってこんな年のとり方もステキだと思った。 「造園狂」と呼ばれた定信の5つの庭を是非訪れてみたいと思う。 桜絵や造園の博物館を観てるようなそんな気持ちになる1冊だ。2019/07/07
takao
2
きれい2019/10/21
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