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内容説明
2014年、64歳という画家としての円熟期に急逝した辰野登恵子。大型油彩の印象が強い一方で、シルクスクリーン、リトグラフ、木版、銅板などさまざまな技法による版画作品を生み出していた。作家の広い視野と挑戦の軌跡として、未発表の作品を含む版画およびドローイング群を中心に、図版頁と作品集「紙の仕事」による二部構成で辰野芸術を多角的に検証する。
目次
絵画の形象を巡って―辰野登恵子の世界(建畠晢)
図版
論考(絶頂の予感―辰野登恵子の初期版画・ドローイング(大浦周)
無名の顔―辰野登恵子の抽象について(三輪健仁)
“備忘録”名古屋の辰野登恵子について(清家三智))
資料(辰野登恵子略歴;辰野登恵子書誌;出品リスト)
紙の仕事(版画;版画と下絵;ドローイング;パブリック・コレクション)