内容説明
愛くるしいvs神々しい。画家たちの創造力が描いた天使の姿。神話から聖書まで「天使」図像の変遷をたどるダ・ヴィンチ、マネ、モローなど77作家の厳選の名画106点掲載!
目次
1 天使に見まごう者たち1―ギリシャ神話の神々
2 天使に見まごう者たち2―有翼者のアレゴリー
3 天使たちの原像―愛らしきクピドたち
4 裸体の小天使―プットたちの饗宴
5 天使のいる絵画―描かれし御使いたち
もうひとつの「天使」の美術史
著者等紹介
平松洋[ヒラマツヒロシ]
美術評論家、フリー・キュレーター。1962年、岡山県生まれ。早大文卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
24
天使の名画を集めて解説しているが、半分以上は天使ではないという本。ギリシャ神話の神々やクピドなどから、その後天使のイメージが形成されていく過程がよくわかる。2020/02/16
aisu
9
天使「のような」ものと、天使の、絵画が紹介されています。左半分が絵で右が文章…文字が大きいので文章量が少なく感じます…まあ、いいけど(?)。巻末の美術史が意外と?一番面白く感じました。2018/05/07
あっぷる
6
本屋で目にして紹介している天使の絵があまりにもきれいなものが多いので思わず買ってしまいました。説明の量もちょうどよく読みやすい分量にまとめてあるなあと思いました。とにかく天使の絵の美しさを楽しめます。2015/06/13
ユキタ
5
図書館。時代によって、天使の描かれ方は様々。フラゴナールやブーシェに代表される、ロココ時代のぷくぷくした可愛らしい赤ちゃん天使が好き。2023/11/16
takakomama
3
ひとくちに「天使」と言っても、ギリシャ神話の神々やアレゴリー、翼の生えた幼児、青年像、神の御使いまで、盛りだくさん。ぽっちゃりとした愛らしい天使の姿が、とっても可愛らしい。見ていると笑顔になれます。2016/05/22
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