大江戸カルチャーブックス<br> 江戸の花競べ―園芸文化の到来

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大江戸カルチャーブックス
江戸の花競べ―園芸文化の到来

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  • サイズ B5判/ページ数 113p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784861521447
  • NDC分類 622.1
  • Cコード C0371

内容説明

世界を驚愕させた江戸の花文化。珍草奇木の誕生。ガーデニングのルーツは江戸にあった。本書では、当時の資料をもとに植物の種類ごとに取り上げ、その情熱の有り様や楽しみ方を紹介します。

目次

1 いけ花の大流行
2 草花愛好ブームの魁
3 世界一の庭園都市江戸の植木屋
4 樹木に庭から花の庭へ
5 珍草奇木の流行
6 江戸の花見
7 外来植物も大歓迎
8 外国人が好んで持ち帰った日本の植物

著者等紹介

小笠原左衛門尉亮軒[オガサワラサエモンノジョウリョウケン]
本名亮。2007年9月襲名。1933年、名古屋市生れ。江戸の園芸研究家。若年より花作りに情熱を傾け、京都大学農学部研究生として瀬川弥太郎氏に師事した後、1957年名古屋園芸(株)を創業。2007年より同取締役隠居。現在はアサガオやキク作りを行う傍ら、江戸時代の園芸資料蒐集と研究にのめり込んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NOBU

11
江戸の園芸を探索中。 すごく良くまとまっていて分かりやすい。 江戸時代の花の絵が美しい、秀逸な資料。図書館の本だが、自分に欲しい。 2011/05/13

クラムボン

9
「江戸の園芸」を当時の資料、主に植物図絵や浮世絵を通して紹介しています。だいぶ前、NHKの趣味の園芸で著者の子息小笠原誓さんが江戸時代の資料持参で、園芸品種の「変化朝顔」について熱く語っていました。親子で江戸の園芸に魅入られたようです。父亮軒さんが前書きで語っています。「江戸中期以降には鉢植え植物が大流行…様々な種類や品種が作出され、世界的に類例のない珍草奇木としてオモトや変化アサガオなどが発達した。」武士から町人まで草花を愛でていました。《 椿、牡丹、菊、桜、梅、花菖蒲園、杜若、花蓮、福寿草、百合》2021/04/18

むつぞー

5
絵の図版が思っていたより多くて満足。江戸の町はガーデニング大国だったんですね。2011/02/15

しゃむ・しゃむ

2
花のお江戸とはよく言ったもの。お殿様も侍も、庶民だってお坊さんまでもお花を愛でて、楽しんでいた。世界有数の園芸大国だった江戸時代の日本を、当時の図譜をふんだんに使って紹介している。現代にも存在する品種などは写真入れてあるのめっちゃわかりやすいです。乱菊は知っていたけどどう変化するか知らなかったので読んで良かった!2021/06/17

kiyo

2
吉原の桜の話は知っていましが、改めて江戸の園芸技術の高さを知りました。メンデルの法則も知らないのに凄いなと思いました。2012/11/14

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