内容説明
本書では、具体的なこどもの姿がアーティストの心の「こども」をどう引き出したのかを、描かれたこどもの像をとおして探ってみようと思います。
目次
天衣無縫の曲者たち（荒木経惟；木村伊兵衛）
追憶の小径（香月泰男；秋野不矩 ほか）
「愛しい／愛おしい」の法則（島尾伸三；オーギュスト・ルノワール ほか）
生と死―ゆめのあとさき（コンスタンティン・ブランクーシ；メダルド・ロッソ ほか）
心像と「こども」（加藤泉；奈良美智 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
64
心の中のこどもと向き合い自分探しをする。そんな42名の写真・絵・彫刻・版画などが楽しめる。一人一人の作品は多くないが『内なるこども』とどう向き合うか？それぞれで面白い。特に土門拳は躍動感やハッとする楽しみがある。こういったアンソロジー的な組み合わせでは、未知の芸術家を知ることが出来るのも嬉しい。2018/08/08
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