内容説明
創作のための力を養うためには、何をすれば良いのか。たくさん書くのももちろん大事だが、それだけでは限界がある。作品を読むことで創作のヒントをつかむのが大事だ。そこでおすすめなのが、明治から昭和にかけて活躍した文豪たちの短編を読むこと。そこには優れたアイディアと構成力が現れているし、純文学的にあえて明確に書かれない部分を創造することで創作力を鍛えることができるのだ。
目次
『走れメロス』太宰治
『羅生門』芥川龍之介
『藪の中』芥川龍之介
『山月記』中島敦
『桜の森の満開の下』坂口安吾
『十三夜』樋口一葉
『雪女』小泉八雲
『赤い蝋燭と人魚』小川未明
『檸檬』梶井基次郎
『外科室』泉鏡花
『高瀬舟』+『高瀬舟縁起』森鴎外
『夢十夜』夏目漱石
『人間椅子』江戸川乱歩
『黒猫』エドガー・アラン・ポー
『まだらのひも』アーサー・コナン・ドイル
『最後の一枚の葉』オー・ヘンリー
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- 和書
- 天国さよなら - 歌集