内容説明
相振り飛車の完全マニュアル!相振り感覚を磨く革命的棋書。
目次
第1章 二枚金VS二枚金
第2章 矢倉と矢倉崩し
第3章 穴熊登場
第4章 穴熊への攻め
著者等紹介
藤井猛[フジイタケシ]
1970年群馬県生まれ。86年、6級で西村一義九段門。91年四段、2000年九段。98年、第11期竜王戦で棋界最高位に就く。2000年、竜王3連覇。現代棋界最高の四間飛車の使い手としてつとに有名。97年、「藤井システム」により第24回将棋大賞升田幸三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hk
18
圧巻の内容である。相振り飛車における囲いの相性を、かみ砕いた解説の中でやおら克明にしていく。ざっくりと結論を書けば、「二枚金は矢倉に分が悪く」「矢倉は穴熊を苦手にし」「穴熊は二枚金を持て余す」という力関係だ。 『二枚金>穴熊>矢倉>二枚金…』 ここに鮮やかな三すくみ状態のお出ましだ。 本書は2006年に上梓されたが、今だに版を重ねている。それもうなずけるだけの痒い所に手が届く懇切丁寧な説明だ。それでいて上級者も不意に唸るような手筋が満載。初級者から上級者まで万人にお奨めできる稀有な棋書である。 2017/11/29
akihiko810/アカウント移行中
17
相振り次の一手本。 「指しこなす」シリーズなので、すごくわかりやすくて良書。囲いは金無双と、矢倉。戦法は向かい飛車対三間飛車と、オーソドックスな戦法。何周かすべき本 /金無双なら86飛車の浮き飛車 /対矢倉には後手三間飛車は、浮き飛車ではなく32飛と引く。24角から、銀桂馬を繰り出し、四間飛車に回って攻める2023/06/24
スパイク
9
金無双対金無双、矢倉対金無双、矢倉対穴熊、穴熊対金無双。定跡がなさそうな相振り飛車が非常に分かりやすい構成にまとまっている。金無双攻略、矢倉崩し、終わりに三種の端攻めがまとめられている。攻めの形は二間飛車対三間飛車。浮き飛車か、引き飛車の判断なども。とてもよい。2022/09/19
文章で飯を食う
9
四間飛車にしようとして、角道をとめた時に、相振りにされるのが嫌でした。しかし、角道をとめてから、居飛車にするのも面白くない。やっぱり相振りを受けて立たなきゃ。勝率が上がればいいのだが。2018/06/07
こまごめ
5
先手番で76步34步66步と指した時に相振りにされるのが嫌なんで私はやりません。先手番なのに受け身になるので損ですよね。このシリーズ4冊もあるので読みこなすには根性いると思います。2022/06/07
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