内容説明
各国を巻きこんだ娯楽を無事に成功させ、ノーランドの迷惑姫を退けた魔導師ミヅキ。実態こそ悪名高い彼女だが、世間に広がりつつある認識はまったく逆であった。そんな彼女の元に一通の手紙が届く。差出人はバラクシン第四王子フェリクス。間違った認識からミヅキを利用しようとするフェリクスに対して、彼女がとった行動とは…!?ドS魔導師が送る異世界ファンタジー、堂々の第八弾、ここに登場!
著者等紹介
広瀬煉[ヒロセレン]
静岡県出身。小説「魔導師は平凡を望む」がネットで話題となり、2013年10月出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
13
★★ バラクシンの甘やかされたダメ第4王子を〆に行く話。上層部は粗方〆たから、事情に疎いダメ王族・貴族の登場。相手国にわざわざ行くのはミヅキに暴れさせるためか。2020/02/13
eucalmelon
5
好きなように生きるとか、自由に生きるとか、子供の発想と大人のそれは明らかに違うが、理解できるのは先天的なものではなく、学習するからだろう。ミヅキはこの世界で生きるためのルール、枠組み、しがらみといったものを十二分にわかっている。魔法も破壊的な使い方をしていない。中中に大人の生き方だと思う。 そういえば、バルリオス伯爵は昏倒して拘束された後、まだ処理されてないが、どうするんだろう?まさか忘れられているとか?2019/11/13
零崎夢織
5
この異世界なんか平和だなと感じる巻。馬鹿姫を絞める巻ともいう。2017/12/10
あると
4
勘違いした他国の王子様と、その婚約者を懲らしめに笑 今回もかなり主人公がぶっ飛んでてよかった!2019/08/21
kinta
3
段々個人が愚か、というよりも国の構成自体に信用が置けなくなって生きている問題にぶち当たる次第。 個人を撃破したとしても、国の腐った根幹にあたる、という。 結果、2~3弾構えだわ。読むほうの心構えとしても。2018/08/06