内容説明
広告代理店に勤める敏腕プロデューサー・永見潔と大人気俳優・伊関拓朗は密かに恋を育んでいる。しかし彼には伊関に言えない過去があった。そんな折、永見に執着する兄が、その過去である来生、さらに新人俳優の東堂潮を利用し策略を巡らせてきた。永見は復讐の矛先が伊関に向けられることを恐れ、彼の前から姿を消す。己の過去の罪に苦悩する永見だが、ようやく立ち向かう決心をし、再び伊関の前に姿を現すが―。書き下ろし+商業誌未発表作品も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蓮
2
やっとの事で読了。事件から開放された潔と拓郎の蜜月とも言えるお話でした。今までは甘い部分があったにせよどっかで潔が拓郎に全てを委ねている感じがなかったのですが…。拓郎の成長力の賜物ですね。言葉で伝え合うこと、待つことができるようになった二人は敵なしでしょうか。拓郎の両親との場面でも潔の覚悟は良かったな。大丈夫と思いながらも、緊張感あって。あ、もう一冊あるんだよなぁ。いつから読み始めよう…。2015/03/08
soushi
2
読んでて辛いとこが多かったけど、二人の周りにはいい人がたくさんいる。もちろんいい人ばかりではないけども…。拓郎母なんか過去は拓郎と色々あったけど母として最高だ!溝口さんもいい人だし。途中で溝口さんのお話もあるのでぜひおすすめ。2015/01/01
ティティ
1
読んでしまったー!!我慢出来んかった(;つД`)今月、生活が厳しいよぅ。でも、癒された( ´∀`)先に三巻読んだからか、潮たちをメインに考えてしまうんだよなぁ。伊関さんイイ人だし吉田さんもイイ人やん。でも永見だけはまだ好かん。来生さんへの態度とか他の男とのあれやこれやを仕方ない!?これだから美人受けは(`Δ´)2015/05/23