内容説明
会社員の橋田達巳は大学で出会い、今は同じ会社に勤める奥田にずっと片思いをしていた。しかし、男前で明るい性格な彼の傍らにはいつも女性の影が…。それでも達巳は奥田を想い続けるが、3年前友人でいられればと、やっとそれをふっきった。それなのにある日突然、奥田からキスとともに告白される。戸惑い混乱している中、身体だけでも自分のものにしたいと強引に迫られて―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そらねこ
27
長年片思いをしてきたゲイがある日突然片思いの相手から告白されて付き合う処から2人で過去を振り返る…という展開は面白い手法だけど…う~ん…ラブラブ甘々ばかりはどうも萌えが少ないという事が判明したw2016/10/14
きょん
26
これは確かにシチュエーションコメディ的な会話劇+Hシーンですね。色んな意味でサクッと読めます。嫌いになる理由を探し続けても、嫌いになれなかった10年愛って、普通に好きで居続けるよりも重たくてシリアスなんだろうけど、何か分かる気がする。未来展望のない愛情の行き先をどうにかしたいと普通は思うもんね。ところで、私もタカツキノボル先生のごとくツイッタ―のクジラが分からなくてググってしまいました。2013/11/01
メグ
22
フェア小冊子目当てで購入。サラ~ッと読了。崎谷さんが体験された停電のエピソードから膨らませた短い話を上手く纏めてあった。宍戸さんが気になる存在です♪2014/04/28
楓
20
なんか凄く薄くてしかも両想いになるまでというよりはなってからの話で、山場も特にあるわけではなかった。サイトで発表されたものなんですねー。納得。それになんだかツイッターでのやりとりとかネット用語とか出て、小説で読むにはうーんと思ってしまったけれど、崎谷先生も色々と手直しされてたんですね、仕方ないのか。気軽に読む分にはいいのかな。2013/11/21
祐@暫しお休み中
12
サイト掲載短編2本+過去を振り返りながら二人の関係をもうちょい詳しく書いた書き下ろし(約半分)。見た瞬間薄いなーとは思ったけど、内容もそれなりでサラッと読める内容であり構成で可もなく不可もなく。個人的にあまり流行りのネットツールやらスラングやらが飛び交うのはあまり歓迎しないんだけど、今回はまあ許容範囲だったかな。最初こそ強引で男臭さが前面に出た攻めだったけど、告白してからは受けに好き放題言われちゃうようなヘタレな一面を見せるギャップは面白かった。2013/10/15