Daria bunko<br> 雨宿りはふたりで

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Daria bunko
雨宿りはふたりで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784861346552
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

世間的には有名進学校に通う良家のお坊ちゃんで、八方美人の事なかれ主義に見える郁海。だが幼い頃、雨の日に父親を目の前で亡くし、心に傷を抱えていた。母の再婚相手の家でも孤立している郁海は、夜の街で中年男に絡まれていたところをひとりの青年に助けられる。折しも降りだした雨に、郁海は博人と名乗った青年とともにホテルへ。それは過去に囚われたふたりの運命の出逢いで―!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

44
初読。2015年244冊め。重い話のはずなのに淡々と話が進んで行って、静かに終わった感じ。ふたりの出会い…再会?からの展開がまず早かったのかな。2015/03/11

扉のこちら側

34
2016年995冊め。再読。過去の雨の日の事件により心をに傷を負った二人が恢復する話。雰囲気は良い。2016/11/19

このん

31
(2014年4月23日3681)17歳の高校生と20代のドクターのお話。郁海はいつも自分に冷たい義姉に頼まれた物を届けた後に繁華街で迷子になった。中年の男に絡まれていた所を助けてくれたのは博人と言う男。2人は雨が苦手で、激しい雨の中をラブホテルで何にも無いが一夜を過ごした。その後偶然の再会で郁海の脅迫で博人と『恋人ごっこ』をする事になる。郁海は博人が好きだが博人は郁海の亡き実父にまつわる人で郁海の父に対して罪悪感の年月を過ごしていた。再婚同士の家庭って複雑だけど、郁海の行動を分かっていない家庭ってどうよ?2014/04/23

扉のこちら側

20
再読。2015年555冊め。博人が郁海を好きになるのはわかるけど、郁海が博人を好きになったエピソードが薄い気がする。2015/05/17

きょん

20
可もなく不可もなくって感じかなあ。もちろん不幸を待ち望んでるわけはないのですが、攻も受も過去の出来事を消化しきれずモヤモヤを抱えてるため(トラウマ程の激しさでもないかな?)幸福の追求を罪悪に思っているのかなあと言う感じ。多分受のお母さんとかとっくに過去の出来事として前向きに生きてる感じがするなあ。お姉さんとかお弁当屋さんとかももう少し絡んでくるかと思ったけど案外皆さん常識的な範囲の干渉でした。ただ、過去の出来事を共有でき、性質も似た二人はかなりがっちり結びついたCPになりそうで、その辺りは心配ないのかも。2013/11/01

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