内容説明
パリの大学院に通う十里は、学術賞のパーティーで、お伽話の王子様のような哲学者・レイモンと出会った。優しく魅惑的な彼に次第に心を奪われる十里。だが、次々と妻を変える彼は「青髭」と噂されており、次の花嫁候補も…。そんな中、叶わぬ想いに胸を痛める十里は彼に恋心を気づかれ、身体を許してしまう。しかも、ある日開けてはいけないという部屋の鍵を預かることになり…。
目次
お伽話の結末は
小さなお伽話
著者等紹介
神香うらら[ジンカウララ]
ヤング・アダルトノベル作家。岡山県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なみ
14
電子にて☆攻がひどいやつだったけどね、この展開好きでした。それよりアンリの成長が楽しみで仕方ない……ドミニク、捕まった(笑)2016/11/19
ハッチ
6
最初は「ハーレクインか?」(読んだことないけど)と思う設定だったが、読んでるうちに攻めの性格の悪さに腹立ってきた。一体こんな奴のどこがいいの⁉️顔か⁉️⁉️3度の結婚も自己満足のエゴ以外の何物でめなく、不快。アンリのことも考えてないし、女をなんだと思ってるんだ。もう、こんな最低な攻めにも関わらず、攻めに対する制裁が甘いので、消化不良(−_−#)あとがきで書かれていた、ヘタレ受け展開の話の方を、私はよみたかった。まぁ、アンリとのイチャイチャは可愛かったけどね。アンリとドミニクの後日談は、書くのかしらね〜。2016/04/13
旗本退屈苺
5
攻ざまあ万歳。神香さんなのにわりと真面目な話で驚き、面白かった。ラストの見立て話は回りくどいのにオチがあっさり、レイモンと十里の性格を考えると仕方ないのかな。こじつけ感がいなめないので青髭話をもうちょっと伏線として有効に使ってくれたらと思うものの、攻ざまあっぷりと椅子拘束からの失○プレイが萌えたし素晴らしかった~!乳首愛もいつも通りwアンリとドミニクも、波乱万丈、困難だらけを経てひっつくのを妄想・・・2011/07/16
奈須びぃ
4
パリに留学中の日本人学生(十里)と哲学者(レイモン)のお話。学術賞の会場で出会ってお互い一目惚れです。レイモンはちょっとズルイ大人で美しい十里は手に入れたいけど、引取った甥のために女性と結婚して母親を作らなければと妻と愛人両方を手に入れようと画策する。その思惑が十里にバレても「なにが悪い?」と開き直ったり。。なかなか酷い男ですσ(^_^;) その分十里がいい子でレイモンにはもったいない!2013/05/06
judy
4
萌え★★★イラスト★★★★内容★★★☆シリアス系?のお話だけど攻がトンデモでした。お互い一目で惹かれ、受は本気で好きになるが、攻には婚約者がいて…。両視点が良かったし、攻の性悪ぶりが面白い。腹黒とか無神経を通り越して、笑っちゃうぐらい悪い男だったw受は“酷い人!”と思ってるのに嫌いになれない展開で、何度、やめとけー!と思ったことかw反省が足りないし、もっと攻ざまぁを実感したかった。失○ネタは個人的に苦手;メインにはあまり萌えなかったけれど、チビ2人が可愛くて癒された。将来が楽しみなので続きを読んでみたい。2011/08/20
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