内容説明
なぜあなたの会社は市場で高く評価されないのか。企業価値を高めるための基本的な考え方をていねいに解説したコーポレート・ファイナンス入門の決定版。
目次
第１章 あなたの会社は今どうなっているか
第２章 資本コストの誤解
第３章 価値創造の経営とは
第４章 キャッシュフロー重視の最新リストラ手法
第５章 余裕資金の使い方に関する誤解
第６章 重要なＣＦＯの役割
第７章 真の株主重視経営は従業員を軽視しない
著者等紹介
高橋文郎［タカハシフミオ］
１９７７年東京大学教養学部を卒業し野村総合研究所に入社。米国ペンシルベニア大学ウォートン・スクール経営学修士（ＭＢＡ）。８４年より野村マネジメント・スクール出向、９４年ＣＳＫベンチャーキャピタル入社（９５年取締役）。９７年ＵＡＭジャパン・インク入社（９８年取締役）。９９年ナレッジリンク代表取締役。２００１年中央大学経済学部教授。２００４年青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。日本証券アナリスト協会検定会員、米国ＣＦＡ協会認定証券アナリスト（ＣＦＡ）、１級ファイナンシャルプランニング技能士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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とりもも
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研修の参考図書として読んだ。前回に続き10年以上前の本だが、資本コストやEVA、ROICなどの概念について本質的な理解を深めることに役立つ。構成は各章ごとに、とある会社の社長、CFO、経営企画責任者の会話が導入部分となり、それから概念の説明へとつながるので、会社経営においてコーポレートファイナンスの理論がどのように役立つのかも理解しやすく、コラムとして登場する実際の企業の例もとても参考になった。総じてコーポレートファイナンス関連の書籍として良書。2017/08/12
