内容説明
エリート遺伝子科学者である永瀬慎治は、若くして亡くなった天才遺伝子研究者・波代喬一の息子・享を引き取り共に暮らしていた。喬一との過去の因縁を引き摺りながらも、自分を慕ってくれる享の存在にどこか救われていた慎治だが、ある日、重傷を負った謎の男・キョウイチを保護した事から、次第にその関係に陰が差し始めて…!?複雑な三人の運命が繋ぐSFエロティック・ラブ。
著者等紹介
水戸泉[ミトイズミ]
神奈川県出身・東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りんご☆
10
読了2016/07/30
こげぱん
7
享は序盤はかわいいワンコだったのに突然ヤンデレに変身しちゃってびっくりしました(;゚Д゚)でもかわいいワンコがヤンデレ執着攻めになるのは慎治の事が大好きだからなんですよね。それは享のマスターでもある喬一のDNAが身体に刻み込まれているから。途中までの展開は面白かったけど最後の終わり方がちょっと不完全燃焼だったかなぁ。完全にハッピーエンドとはいえないけど、でも慎治と享は離れる事無く一緒にいるのでまぁあれでよかったのかな…でもキョウイチがちょっと可哀相だったよね、うーん。2011/10/27
ちるる
7
おお3P♪て感じ(笑)SFなんだけどさらっと読めます。今はもう亡き喬一の執着が2人のクローンとなって慎治を責め立てるという関係性が割と好きです。しかし強化細胞の特性で何回やっても萎えないとか、SF要素がそこに働く!?と思わず突っ込んだ(笑)2010/12/05
新人@さぁーこ
6
初読み作家様でした。のっけから、女性視点が入ったのがちょっと驚き。しかも、重要な人物かもしれないと思ってたら最後まで出て来ない(^_^;)どうでもいい事だけど、その時点で苦手意識を持ってしまった…。とりあえず、内容だけみれば、読みやすいし、遺伝子操作と難しい世界観を上手く描いてたけど、どうにもページ数不足の中途半端感が拭えない…。ただ、エロさは好きかも…(笑)もう少し違う作品を読んでみたいかも…。2011/12/03
de sang-froid
5
年下攻SFBL。遺伝子管理局研究員・長瀬(中・31歳)は自らの遺伝子の改良を望まないNatur派である。長瀬と同居人・亨(左・21歳)の前に、アルピノの男・キョウイチ(右)が現れる。大学生の時点でNatur原理主義者だったのに何で遺伝子工学の権威になれたんだろ?親がArt派なら既に遺伝子強化されているのでは?3p。喬一の歪んだ愛情視点も読んでみたい。2012/12/08