内容説明
大学生の江端渉は待ち合わせをしていた洋食屋で、母の経営するモデル事務所に所属していた多岐恭一と再会する。写真などでしか知らなかった恭一と交流するうちに、硬派で無愛想な印象からは想像できない優しさに触れて次第に惹かれていく。そんなある日、渉の元彼女・衿子に恭一を紹介してくれと頼まれる。成り行き上、橋渡しのような真似をする事になるも、渉の存在ごと拒絶され…。
著者等紹介
坂井朱生[サカイアケオ]
1月22日生まれ。神奈川県出身、東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
IENEKO
7
坂井さんの王道話でした。微妙に攻がヘタレでしたね。渉がとても気遣いのできるいい子で、これからはいっぱい多岐に甘えてね、と思いました。衿子は最初嫌な女かと思っていたのですがそうではなかったのもよかった。BLとはいえ嫌な役回りを女の子が担っていると読んでいてあまりいい気分ではないもので。2010/12/22
tanya
4
気軽に読めるかと思い再読。後半から流し読みでした。2015/12/20
ちびのすけ@灯れ松明の火
4
ノベルズ版も持っているのに、佐々木久美子さんのイラストに惹かれて買ってしまいました(^_^;)最初に読んだ時から時間がたっているせいか、イラストの印象か、渉がかなり柔らかくなってるきがしました。もっとトンガッてたかんじ。本編はさて置き(笑)、ラストの陸!可愛い!2011/01/27
メグ
4
好きな作家さんだったので読んだけど、エピソードが多すぎてまとまり悪い感じで、いまいち話に入り込めなかったなぁ。設定とかは好きなんで非常に惜しい!2010/12/21
黒猫
2
傷がある二人が幸せになる話し。2016/05/21