内容説明
心臓血管外科医の鹿ノ倉は研修医時代に経験した手術中の患者の死を深く悔いていた。真摯で献身的に働くことで、その償いをしたいと願う鹿ノ倉は都内の大病院でも優秀だと評判だ。その職場にシカゴ帰りの医師・砥上が配属される。彼は例の死亡患者の息子で、隠蔽された医療ミスを暴き、鹿ノ倉を断罪しようと考えていた。謝罪はするが発表も辞職もできないと言う鹿ノ倉に砥上は…。
著者等紹介
結城一美[ユウキカズミ]
2月20日生まれ。北海道出身&在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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