朱鷺新書<br> 新潟湊の繁栄―湊とともに生きた町・人

朱鷺新書
新潟湊の繁栄―湊とともに生きた町・人

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784861324574
  • NDC分類 683.921
  • Cコード C0021

内容説明

平安時代の蒲原津に始まり、中世の三か津の時代を経て新潟湊は江戸時代半ば以降は、全国各地から集まる回船でにぎわい、繁栄を遂げた。津から湊へ。本書では、幕末に日本海側の開港場と決定され、明治元年に開港するまでの新潟湊の歴史を記し、湊と一体となって発展した新潟の姿を伝える。

目次

第1章 古代・中世の湊
第2章 湊をめぐる争い
第3章 西回り航路と回米
第4章 湊のしくみと商人
第5章 回船と抜け荷
第6章 新潟上知と開港への準備

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イツシノコヲリ

1
前近代の新潟湊について扱っている。前身となる古代の蒲原津の話もちょっとあるが、近世の話が中心である。新潟湊は藩同士の利害関係や信濃川の流路変更に大きく影響されることが分かった。裁判において主張の正当性がはっきり認められたのが、現在の新潟の繁栄につながっているのだと感じた。再販されたのにも関わらず、既に絶版なのが惜しい。2023/12/20

えむ

0
近世の新潟湊とその周辺について詳述。地域史として読める一方で、近世の港町の概論としても読めそうな1冊だった。2016/12/22

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