創発するマーケティング

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861303104
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

立場も能力も違う様々な人々が関わり、予想しなかった結果を得る、創発というアプローチをマーケティングにどう適用するかを考察し、企業、機関での事例を含めて解説する。

内容説明

人と人、人と社会が相互に刺激し合って予期せぬ結果を生み出す「創発」。消費者と企業が能動的に関わって新しい価値を生み出す「創発するマーケティング」が始まる。

目次

第1章 「創発社会」の到来とビジネス・パラダイムの転換(民話が示唆する社会―『ストーン・スープ』の話;「目標達成・計画遂行型社会」から「創発社会」へ―その思考的背景 ほか)
第2章 創発的消費をめぐって(創発的消費が市場を動かす;創発的消費の実例 ほか)
第3章 市場参加型マーケティングの構図(消費者参加のフェーズへ;参加の場がもたらす大きな変化 ほか)
第4章 創発マーケティングの事例(事例を読み解くにあたって;「街のコンシェルジェ」の高齢者サポートと商店街の活性化―街のコンシェルジェ 中延センター ほか)
第5章 創発マーケティングの実践論理(創発を取り込む新しい計画・管理;創発マーケティングの展開 ほか)

著者等紹介

井関利明[イゼキトシアキ]
慶應義塾大学名誉教授。社会学博士。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院社会学研究課博士課程修了。同大学文学部教授、総合政策学部教授、同学部長、千葉商科大学政策情報学部教授、同学部長、同大学大学院政策情報学研究科長を歴任。専攻は、情報メディア論、マーケティング論、ソーシャル・マネジメント論、政策論など

山川悟[ヤマカワサトル]
マーケティングプランナー。広告会社で広告・ブランド・販売促進戦略、商品開発・事業開発にかかわるコンサルティングなどを広く手掛けてきた。慶應義塾大学非常勤講師などを経て、2008年4月より東京富士大学経営学部教授(就任予定)

新井範子[アライノリコ]
専修大学経営学部教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得。淑徳大学国際コミュニケーション学部専任講師、助教授を経て、専修大学経営学部助教授、2003年より現職。ブログを分析し、マーケティングに活用する知識を見い出すためのフレームワークづくりや、Web上でのリコメンデーションの方法、地域SNSのマーケティングとの接点の研究に従事している

上原征彦[ウエハラユキヒコ]
明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授。東京大学経済学部卒業、日本勧業銀行(現みずほ銀行)、(財)流通経済研究所、明治学院大学経済学部助教授、同教授、ペンシルバニア大学客員教授を経て、2004年より現職。専攻はマーケティング戦略論、流通論。政府の産業構造審議会委員として流通部会長、サービス部会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

norio sasada

1
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/fbf380b23011bee9aaf229a5aa3fdb4e https://note.com/norio0923/n/n0eeefd813f012008/10/17

mrbackdrop

0
顧客との関係を築く→予期せぬアウトカム。共創マーケティングのメリットの本質に『予期せぬ』があるが、そういうものだと考えることは大事。創発する社会、創発する営業等と並行で読んでる。技術的には少し古いが、コンセプトは、今こそ、だと思う。2014/02/17

naopyuru

0
はい。はじめて読みました。結構ためになったかも。。2011/03/29

spoon

0
ハイ・コンセプトの時代に、物語というラッパが鳴り響くだろう。それは疎遠になった、物事同士の仄かな関係を繋ぐ糸なのである。 2010/05/29

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