内容説明
日本では企業経営に関するメッセージ発信は必ずしも多くない。とりわけ、先進的な経営を行っている企業の実践を踏まえた情報発信が少ない。顧客価値創造経営アドバイザリー・コミッティー(ACTion)での議論と提言は、日本ユニシスからの顧客企業へのメッセージであると共に、日本の企業社会全体へのメッセージでもある。
目次
第1章 「勝ち組」から「価値組」へ(企業を取り巻く厳しい経営環境;企業経営の舵取りが難しい時代 ほか)
第2章 顧客価値創造経営「6つの視点」(顧客の求める価値とは;“なくてはならない企業” ほか)
第3章 顧客価値創造経営アドバイザリー・コミッティー定例会/個別討議報告(第1回定例会・日本ユニシス発、ニッポン経済への提言;第1回個別討議・競争相手は同業他社でなくお客様―イトーヨーカ堂/セブン‐イレブン・ジャパン代表取締役会長兼CEO鈴木敏文氏との対談 ほか)
第4章 「価値組」未来企業へ向けて(顧客価値創造経営「6つの視点」からの提言;ITによる技術革新と「価値組」未来企業経営シナリオの実現 ほか)
著者等紹介
島田精一[シマダセイイチ]
1961年東京大学法学部卒業、同年三井物産入社。2000年6月三井物産代表取締役副社長CIO。01年6月より日本ユニシス代表取締役社長。97年に経団連のメンバーを中心に「価値創造フォーラム21」を立ち上げるなど一貫して「お客様にとっての価値」を問い続ける経営者
甲斐英隆[カイヒデタカ]
早稲田大学理工学部、マサチューセッツ工科大学経営大学院修士卒。情報機器メーカー、外資系経営コンサルティング会社を経て、米国サンマイクロシステムズ社日本法人取締役、米国本社アジア・パシフィック部門営業開発ディレクターを歴任後、日本ユニシスへ。ビジネス・イノベーション本部および顧客価値創造経営アドバイザリー・コミッティーを創設
池上孝一[イケガミコウイチ]
早稲田大学理工学部を卒業後、アクセンチュアのパートナーを経て、2003年6月、日本ユニシス入社。中央官庁をはじめ、地方自治体、エネルギー企業、金融機関、通信企業、製造業など多数のクライアント企業に対して、戦略とヒューマン・パフォーマンス領域を中心に、事業戦略立案、組織改革、人事制度改革、業務プロセス改革などのコンサルティングを幅広く手がける
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感想・レビュー
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