内容説明
海辺は自然の野菜畑、生き物たちの牧場だ。海藻、貝、エビ・カニ、ウニ、ナマコ、魚、川の生き物の獲り方、下拵え、食べ方を解説。
目次
基本装備
貝の塩茹で
魚をさばく
各部の名称
毒のある海の生き物
獲って食べる
著者等紹介
向原祥隆[ムコハラヨシタカ]
1957年、鹿児島県日吉町生まれ。1980年京都大学農学部卒業。東京に本社を置く広告出版会社を経て、1992年Uターン。1994年に図書出版株式会社南方新社を設立、代表取締役に就任。600点を出版。著書に『地域と出版』(南方新社、地方出版文化功労賞奨励賞)、『海辺を食べる図鑑』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コピ
1
これだけ獲って食べて、丁寧にレビューしていてすごい。活力あふれる筆者なんだろう。穫ったものを美味しくいただく、素敵です。2022/12/25
robamimim
1
お魚。海藻、貝、カニetc。海のものはほとんど毒がないので食べられるそう。フグとかごく一部の例外だけ気をつけてれば。ふむふむチャレンジしてみよう。あれもこれも食べられるとページをめくるたびワクワクします。2021/09/05
のぐのん
0
磯で採れる海藻・貝・魚など158種の捕り方と食べ方を紹介。最初に毒のあるものがまとめてあり、参考になる。例えば、刺身のツマに使われるオゴノリ。真水の中に放置すると、プロスタグランジンという物質ができて血圧降下をひき起こす。死亡例もある。ただ、加熱処理等で無毒化できるとのこと。また、アサリやマテガイ、マガキも毒だという。どうして…と思ったら、貝毒の話だった。特に夏は注意が必要。さらに、ナマコにも有毒の種(ニセクロナマコ)がいるそうだ。ナマコは漁業権が設定されているので、普通捕らないと思うが。2024/07/14