昆虫の図鑑―採集と標本の作り方 （増補改訂第２版）

福田 晴夫/山下 秋厚/福田 輝彦/江平 憲治/二町 一成【ほか著】

南方新社（2020/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 261p／高さ 21cm
• 商品コード 9784861244230
• NDC分類 486.038
• Cコード C0645

内容説明

鹿児島発、九州・沖縄の身近な昆虫、全２６２１種。チョウは九州・沖縄産全種。日本の迷蝶全種。トンボ、チョウ、ガの幼虫も写真を収録。採集方法から標本の作り方まで、丁寧に説明。

目次

昆虫図鑑（チョウ；ガ；トンボ；バッタ・コオロギ；カマキリ；ナナフシ；コウチュウ；コウチュウ（ゲンゴロウなど）
コウチュウ（ホタル）
カメムシ（水生）
カメムシ（セミ）カメムシ
ハチ
ハエ・その他）
採集と標本の作り方（昆虫をさがそう；昆虫を採集しよう；昆虫標本の作り方；昆虫を飼ってみよう；昆虫の観察記録をとろう）

著者等紹介

福田晴夫［フクダハルオ］
生まれ：１９３３年。職歴：鹿児島県立高校（鹿屋農、加世田、出水、鹿児島中央、志布志）、鹿児島県立博物館、鹿児島大学非常勤講師。所属会：日本昆虫学会、日本応用動物昆虫学会、日本鱗翅学会、日本蝶類学会、日本セミの会、鹿児島昆虫同好会ほか、九州各県の同好会など

山下秋厚［ヤマシタシュウコウ］
生まれ：１９３７年。職歴：鹿児島県内小学校（星原、花田、名山、川上、玉江、鹿児島大学附属、天城、宇宿、桜丘西）、鹿児島県教育庁大島教育事務局、鶴田町教育委員会、鹿児島県立博物館、鹿児島国際大学、いにしき幼稚園。所属会：鹿児島昆虫同好会

福田輝彦［フクダテルヒコ］
生まれ：１９４２年。職歴：鹿児島県内小学校（伊津部、伊敷、魚見、鹿児島大学附属、福平、広木、国分北、犬迫）。所属会：日本蛾類学会、日本鱗翅学会、鹿児島昆虫同好会

江平憲治［エヒラケンジ］
生まれ：１９５５年。職歴：鹿児島県内中学・高校（亀津中、宮之城中、古仁屋高、錦江湾高、伊集院高、開陽高、修学館中高）、県立博物館、鹿児島県教育庁文化財課。所属会：日本蜻蛉学会、鹿児島昆虫同好会

二町一成［ニチョウカズナリ］
生まれ：１９５６年。職歴：鹿児島県立博物館学芸指導員を経て、現在、日本経済新聞販売所長、（有）二町新聞舗取締役会長、鹿児島県法人会連合会広報委員長。所属会：鹿児島昆虫同好会、日本昆虫学会、日本鱗翅学会、日本蝶類学会、日本蝶類科学学会、ほか各地昆虫同好会

大坪修一［オオツボシュウイチ］
生まれ：１９５６年。職歴：鹿児島県内小学校（東出水、羽月北、吉松、市比野、榕城、福田、東郷、育英小学校）。所属会：日本鱗翅学会、日本蝶類学会、鹿児島昆虫同好会、ほか各地昆虫同好会

中峯浩司［ナカミネコウジ］
生まれ：１９６４年。職歴：鹿児島県立高校（出水、沖永良部、県立博物館、鹿児島玉龍）。現職：川内高校。所属会：日本昆虫学会、鹿児島昆虫同好会

塚田拓［ツカダタク］
生まれ：１９６８年。職歴：青年海外協力隊、鹿児島県環境技術協会。現職：虫央堂代表。所属会：日本昆虫学会、日本半翅類学会、鹿児島昆虫同好会（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Ｋ]

(2020,486.0)虫だらけ！虫なんて別に好きじゃない私にはけっこうきついものが。しかし、標本づくりの解説はよい。「採集してきた昆虫は、殺した後云々」「甲虫、カメムシ、ガなどは酢酸エチルを入れた殺虫ビンの中で完全に殺しておきます」なんと潔い「殺す」の使い方。（しかしカメムシやガを標本にして残しておくなんて想像を絶する）チョウは、「捕虫網の上から羽をたたんだ状態で胸を指で押さえて圧死（気絶）させます」＝気絶ってやはり死ぬということなのね。確かに湊さんも「腹を押さえると死ぬ」って書いてたね。

2024/10/09

[kaz]

東京でも身近な昆虫もいるはずだが、その種類の多さに圧倒される。図書館の内容紹介は『九州・沖縄の身近な昆虫、全2621種を掲載。九州・沖縄産のチョウ全種、日本の迷蝶全種のほか、トンボ・チョウ・ガの幼虫写真も収録し、採集方法から標本の作り方まで丁寧に説明する』。

2023/11/14