感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひねもすのたり
9
野草界の女王コシアブラについて知りたくて手にしましたが載っていなくて意気消沈。カラスノエンドウやフジ、アザミが食用可能とは知りませんでした。つーか生えてるものはその気になれば何でも食べられるんですね。 取り上げている植物と類似しているものがある場合はその写真が添えられています。更に有毒のものについては赤い枠で注意を促しています。実際の採取に役立ちそうです。 ★42024/05/12
恋
3
「おいしく食べる 山菜・野草(小穴康二, 世界文化社)」を読んだ後にこの本を読んだ。鹿児島で採れる野草を中心に、との説明だが、確実に美味しい野草のみを大きな写真で紹介してくれてるのはありがたい。だが、これ一冊では足りないだろうなと思った。前述した本など、辞書的な本を2,3冊読みながら、何を採りたいかとまず考える。もしくは私のように何を育てたいか、と考える。それくらいでないと野草はカテゴリが広すぎて何をどう採ってどう食べればいいか見えてこない。経験も必要だろう。私ももう少し野草の見分けに時間がかかりそうだ。2019/03/30
りんご
1
ちゃんと実際食べたらしい。地元のおじいちゃんおばあちゃん直伝のレシピがアバウトで大変よろしい。言うまでもないが犬の散歩コースは避けるように、との再三の教え、承知しました(笑) ツバナ、あんまり甘くないなあモシャモシャするなあと思ってたけど、私が思っていたよりもっと若いうちに齧るみたい。また試してみよーっと。ヤブガラシもいっぱい生えてるのでいつか食べてみたい。2022/07/06
おーうち
0
3年かけて取材されたらしくその方法もこんな野草どうやって食べましたか?のような近所にヒヤリングだったようでした。その純朴な取材とそれ以前に幼少の頃から食べていた野草を思い出して解説がはいっていたりしてほのぼのした感じの本です。山に入っては取ってきてヒヤリングして。そんなライフワークをずっと続けてこられたのでしょう。こんな方が生物を教えてくださっていれば将来にわたって研究する生徒たちもいたことでしょう。野菜から栄養素が少なくなっている状態ですのできっと将来的には野草の価値が見直されるのではないでしょうか。2020/09/13