- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・少女
- > ティーンズ・少女その他
内容説明
家を追い出され、途方に暮れていた雄一朗は偶然、同級生で小説家となった守屋要と再会した。夕方に降る霧雨のように静かで暗い空気を纏うその男は、高校生活最後の一年間を誰よりも近く、親密な時間を過ごした相手だった。渡りに船、とばかりに守屋の家に転がり込み、そのまま居候生活を始めた雄一朗だが、何事にも無関心に生きている守屋を知り、いつしか昔のように彼から必要とされたいと思うようになって…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リリー
10
再読。今回は読んだタイミングのせいか、以前読んだ時よりじめじめ閉鎖的な話に感じました。たぶんなんとなく、昨日の大雪ショックのせいもあると思います。2016/01/20
リリー
8
それぞれ違う方向に臆病な2人の、共依存気味な関係がツボ。派手な事件は何ひとつ起きないけれど、こういう2人の世界築いてる系は大好物なので夢中で読めますo(`ω´ )o2015/05/27
リリー
8
面白かった✨初読み作家さん。高校の同級生の再会ものですが、王道な所と予想外の展開がバランス良く混在していて楽しめました。主人公が魅力的。一見おちゃらけていて器用なタイプなのに、心の底には臆病で寂しがり屋な部分があり、気を許した人間にはそれをさらけ出すことができる素直な子。攻との距離がじわじわ近づく過程が妙にリアルで、ドキドキきゅんきゅんしました。また結ばれた後の受の可愛さときたら!天然で誘い受というか、基本的に素直で感じたままを口にするので、攻はもちろん私まで煽られました(^-^)2015/01/27
睦月
8
デビュー作なんだ!イラストのせいで28歳には見えないことを除けば大変面白かったです。いっそのこと絵に合わせてもう少し年齢下げても良かったんじゃないかなとも思ったけど。とりあえず、次回作も絶対買いです。2012/06/20
ふみ
7
守屋要(人見知り不愛想な小説家・28才)×三島雄一朗(居候の高校時代の同級生)♪再会モノに執着愛がくっ付いた感じのお話~作家様のデビュー作品だそうで、表紙のイラにタイトル、あらすじに惹かれての衝動買い!シットリ静かな雰囲気で、お話しの展開も好きだったんだけど…でも、どうしてだか前半、お話しにどっぷり入り込めなかったのは、雰囲気はヨカッタんだけれど、色々と突っ込みどころや、ブレている所があったからなんだと、後から気が付いた私です^m^でも、後味もよく気持ちよく本を閉じれました♪(ペーパーが読みたかった)2012/06/24
-
- 洋書
- The Hole