内容説明
従来出版されている点字解説書の大半は、専門的な点訳者養成を目的としたもので、学校の授業に適するものではありませんでした。そこで本書は初歩の学習を目的として、特に高校や専門学校における講座のテキストということを念頭において編集しました。したがって教材の配列にあたっても、年間を通しての計画的な授業を配慮してあります。
目次
点字の書き方
五十音
濁音、拗音、特殊音および句読符など
数字とアルファベット
仮名遣い
数字および数を含む言葉
外字符と外国語引用符
ひと続きに書く言葉
分かち書き
人名と敬称など
地名など
句読符
囲みの符号
線類の符号
その他の符号
著者等紹介
阿佐博[アサヒロシ]
1922年徳島県に生まれる。5歳のとき外傷にて失明。徳島県立盲学校初等部、官立東京盲学校中等部を経て1941年官立東京盲学校師範部入学。1944年同校師範部卒業。岡山県立盲学校に教諭として勤務。1947年官立東京盲学校に転任。1984年同校(校名変更により筑波大学附属盲学校)定年退職。同年社会福祉法人東京ヘレン・ケラー協会勤務。2000年同協会退職。1955年日本点字研究会常任理事。1966年日本点字委員会委員。1978年同委員会副会長。1990年同委員会会長。2002年同委員会顧問。2004年本間一夫文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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