内容説明
“おばあちゃんと食べた思い出のお寿司”。“しわくちゃになるまで大切にしていた肩たたき券”。“カメラを質に入れて精一杯のお誕生日会”など31編。
目次
見知らぬおじさん
ぼくの生まれた日
想いのリレー
おばあちゃんの宝物
パパのカメラ
初めてのルイ・ヴィトン
2つのバースデー
16年の結婚生活
リクエスト
暗証番号〔ほか〕
著者等紹介
十川ゆかり[ソゴウユカリ]
1979年4月24日生まれ。大阪府出身。3人組ポップスバンド“MinxZone”のボーカルとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なっちゃん
24
昨今、私の誕生日のたびに、気まずい空気が流れる我が夫婦。トミザワさんのレビューを読んで読みたくなりました。一つずつのお話は短いのですが、31個あるので、最初は「あきないかな?」と思いました。でも、飽きるどころか、何度鼻の奥がツンとしたことか。毎年やってくると信じてる誕生日。無事に迎えられることに、祝ってあげられることに、支えてくれた方々に、感謝したくなる、暖かい話ばかりの一冊でした。心が優しくなる一冊です。購入して手元におきます。そして、できれば、旦那にも読んで欲しいな(笑)。2013/02/10
舟江
17
鬼嫁が毎晩涙を流しながら読んでいたので、手に取ってみた。結果私は、鬼でないことが分かった。hahaha・・・。2016/04/17
koba
16
★★★★★(^o^)2013/06/24
jun*
11
なんて素敵な本なんだろう。この本と出会えて本当に幸せ。誕生日に纏わる31のエピソード。切ない話や思いやり溢れる話ばかりで、ほとんど泣きっぱなしだった。どのエピソードも心に残っているけれど、強いて印象深かったものをあげるなら 3番目の「想いのリレー」。まさかの展開に驚いて涙がとまらなかった。大切な人達の誕生日に、この本を贈ろうと思う。優しい気持ちをありがとう。2015/09/27
はるき
11
「誕生日おめでとう」は魔法の言葉。生まれた日を誰かに祝われるって幸せなことだ。祝ってくれる誰かがいることが、何よりも嬉しい。2014/05/27