内容説明
イスラエルにおける死と記念の諸相。「ユダヤ民族」とその「祖国」が創出され、聖性と肉体が与えられてきた過程を明らかにする。
目次
第1章 ネイションと空間
第2章 イスラエルにおける死者の記念(イスラエルの景観における死者の記念;軍用墓地・ショアーとヒロイズムの記憶局・戦没者記念碑)
第3章 一九六七年戦争以降のイスラエルの占領・入植政策(一九六七年戦争とイスラエルの支配地域の拡大;占領地における入植地建設)
第4章 民族宗教派のイデオロギーと死者の記念と表象(民族宗教派とメシア主義;調査の方法と対象;死/死者を巡るナラティブと表象)
著者等紹介
今野泰三[イマノタイゾウ]
中京大学教養教育研究院准教授。専攻・専門はパレスチナ/イスラエル研究、平和学、政治地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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