出版社内容情報
37篇の原詩と和訳・注釈を併録。字義と文法に焦点を置いて読み解くことで、詩人が表層下に忍ばせた意味の深層へと斬り込む。37篇の原詩と和訳・注釈を併録。字義と文法に焦点を置いて読み解くことで、詩人が表層下に忍ばせた意味の深層へと斬り込む。
江田孝臣[エダタカオミ]
著・文・その他
目次
第1部 詩についての詩(詩人にとっての「宝石」とは―エミリのお昼寝の詩学;ランプとしての詩―詩人は消えたのか ほか)
第2部 復活が信じられない(復活の教義批判―「サテンの垂木に石の屋根」の謎;続・復活の教義批判―ディキンスンの自分だけの天国)
第3部 狂気と絶望(葬儀空想か理性の死か―初期批評は正しい;漫歩する石ころとしての詩人)
第4部 死を幻想する(その家は「私」の墓か;牧師の猟奇的犯罪―話者のトリック)
第5部 政治と科学(政治と経済とエミリ・ディキンスン;エミリ・ディキンスンの氷河期)
著者等紹介
江田孝臣[エダタカオミ]
1956年、鹿児島県に生まれる。1979年、千葉大学人文学部卒業。1985年、東京都立大学大学院博士課程人文科学研究科英文学専攻退学。中央大学経済学部助教授を経て、早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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