律から密へ―晩年の慈雲尊者

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律から密へ―晩年の慈雲尊者

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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861106002
  • NDC分類 188.51
  • Cコード C0015

出版社内容情報

江戸時代の真言宗の高僧、慈雲の直筆本『法華陀羅尼略解』をもとにその思想を再検討。慈雲における密教と顕教の合一を明らかにする。江戸時代の真言宗の高僧、慈雲の直筆本『法華陀羅尼略解』をもとにその思想を再検討。慈雲における密教と顕教の合一を明らかにする。

序章 『法華陀羅尼略解』─解題と翻刻
第1部 正法律と天台
第1章 慈雲の法統─「正法律」の位置づけをめぐって
第2章 慈雲尊者と戒律の系譜─筑波大学所蔵・慈雲自筆本『法華陀羅尼略解』を基に
第3章 慈雲と天台僧たち─『法華陀羅尼略解』の位置づけをめぐって
第2部 禅・儒教と神道・有部律・唯識学
第4章 菩薩戒と『摩訶止観』─慈雲と天台思想の関係をめぐって
第5章 慈雲尊者による儒教理解─『神儒偶談』『法華陀羅尼略解』『雙龍大和上垂示』を手がかりに
第6章 義浄と慈雲尊者─有部律から四分律へ、そして正法律へ
第7章 慈雲尊者の無表論─『表無表章随文釈』を中心に
第3部 密教思想
第8章 慈雲尊者最晩年期の密教思想─『理趣経講義』から『法華陀羅尼略解』へ
第9章 「五悔」から「五秘密」へ─慈雲著『金剛薩?修行儀軌私記』(1802年)の位置づけをめぐって
第10章 『大日経疏』から一切義成就菩薩へ─晩年の慈雲による「法華陀羅尼」注疏の経緯
結章 『法華陀羅尼略解』の特質と意義

秋山学[アキヤママナブ]
著・文・その他

内容説明

江戸時代の真言宗の高僧、慈雲尊者飲光はいかに『妙法蓮華経』を受容したのか。筑波大学附属図書館で2010年に発見された最晩年の直筆本『法華陀羅尼略解』をもとに慈雲の思想を再検討。慈雲における密教と顕教の合一を明らかにする。

目次

『法華陀羅尼略解』―解題と翻刻
第1部 正法律と天台(慈雲の法統―「正法律」の位置づけをめぐって;慈雲尊者と戒律の系譜―筑波大学所蔵・慈雲自筆本『法華陀羅尼略解』を基に;慈雲と天台僧たち―『法華陀羅尼略解』の位置づけをめぐって)
第2部 禅・儒教と神道・有部律・唯識学(菩薩戒と『摩訶止観』―慈雲と天台思想の関係をめぐって;慈雲尊者による儒教理解―『神儒偶談』『法華陀羅尼略解』『雙龍大和上垂示』を手がかりに;義浄と慈雲尊者―有部律から四分律へ、そして正法律へ ほか)
第3部 密教思想(慈雲尊者最晩年期の密教思想―『理趣経講義』から『法華陀羅尼略解』へ;「五悔」から「五秘密」へ―慈雲著『金剛薩〓(た)修行儀軌私記』(1802年)の位置づけをめぐって
『大日経疏』から一切義成就菩薩へ―晩年の慈雲による「法華陀羅尼」注疏の経緯)
『法華陀羅尼略解』の特質と意義

著者等紹介

秋山学[アキヤママナブ]
1963年生まれ。筑波大学人文社会系教授。古典古代学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。