内容説明
岩波文庫版『戦争と平和』の訳者でもあり、トルストイの翻訳と研究に捧げた著者の生涯は生命の燃焼と呼ぶに相応しく、個性と個性のぶつかり合いを通して文豪の創作と生の真実に迫る。
目次
いまこそトルストイに学ぶ
初期のトルストイ(卒業論文)
修士論文「トルストイ研究」
トルストイの個性
「ロシア地主の物語」と「地主の朝」
初期のトルストイ
『アンナ・カレーニナ』の素材
レフ・トルストイの家系とその社会的位置
レフ・トルストイ―大学中退からコーカサス行きまで
スターンとトルストイ〔ほか〕
著者等紹介
藤沼貴[フジヌマタカシ]
1931年中国遼寧省鞍山市に生まれ、2012年神奈川県横浜市にて死去。早稲田大学大学院ロシア文学専攻博士課程修了。早稲田大学教授を経て、創価大学特任教授。早稲田大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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