内容説明
19世紀末におけるイギリスの伝統的外交政策とは何だったのか。日英両国の外交文書を並列・精査し、政局が動くその瞬間を緻密に描く。
目次
第1部 第一世界大戦の勃発とイギリス外交政策(ソールズベリと一九世紀からのイギリス外交政策の伝統;第一次世界大戦への道)
第2部 「日英同盟」協約交渉とイギリス外交政策(イギリスの東アジアにおける対ロシア政策とドイツとの同盟の可能;「日英同盟」協約交渉とイギリスの対東アジア政策;まとめ―「日英同盟」協約交渉とイギリス外交政策)
著者等紹介
藤井信行[フジイノブユキ]
川村学園女子大学人間文化学部教授。アメリカ・イリノイ大学大学院修士課程(歴史学)修了、日本大学大学院博士後期課程(歴史学)単位取得満期退学。専攻は19世紀ヨーロッパ国際関係史および観光歴史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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