内容説明
出張先のベイルートで武装抵抗組織に誘拐され、核の最終兵器完成に協力を求められた主人公が、謎の美女聖戦士との出会いを通して、中東和平に目覚めていく―表題作ほか、葛藤を超えて愛の極致にたどりつく男女が織りなす短編集。
著者等紹介
天木直人[アマキナオト]
1947年山口県生まれ。京都大学法学部中退後、上級職として外務省入省。中近東アフリカ局アフリカ第二課長、内閣安全保障室審議官、駐マレーシア、オーストラリア、カナダ各公使、駐デトロイト総領事などを歴任。駐レバノン特命全権大使在任中、イラク戦争に反対する公電を発し、解雇処分。その後、評論、執筆活動を続ける。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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