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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下鉄パミュ
9
『終わり良ければ全て良し』では有りますが、主人公で有るエリオの活躍にもっと焦点を当てて欲しかったかな。王家の覇権争いに関わるララを助けた事により、王家と争う立場になったエリオの役職が如何にも小さかった。覇権争いになると王VS王候補と言う図式になり、王にも候補にもなれないエリオには活躍する場面が限られてしまった。エリオの言動や行動で締める所は締め、決める所はしっかりと決め、主人公の面目は保ったが、他のキャラの印象が強く影が薄かった印象。逃亡から攻めに転じてエリオを動かし辛くなったのが痛い。2024/04/28
笠
1
3 完結。ストーリー自体は一応ちゃんと決着がついたけど、駆け足だった感は否めないなぁ。特にペドロの掘り下げが全然足りていないので、おそらくは単なる悪役にしたくなかったであろうペドロの内情や背景が非常に薄っぺらくしか感じられず、もっとドラマチックになるはずだったであろうエンリケとペドロの1vs1の場面も残念な感じに…。何より、主人公のエリオが過去回想以降これといった見せ場もなく、単なるエンリケの護衛というサブキャラのような存在感のままで終わってしまったのが悲しい。うーん、全体的に残念でした。2021/10/16
たー
1
終わった…。まぁ、それなりに面白く読めたし、終わりも悪くはない。でも、始まった時に感じた面白さが、最後に近づくにつれ萎んでいってしまったなぁという気持ちも。兄弟による王位の争奪の話ではあるものの、それに元囚人のエリオがどう絡んでいくのか?そこに集まっていく一癖も二癖もある人々がどう生きるのか?そこには脚光が当たらなくなり、最後は二人の王兄弟にスポットが。それなら始めから王様を主人公にしないと面白くない。主人公が主人公じゃなくなるってことなので。なんだか不完全でした。面白くなる要素はあったのに。勿体無い…。2020/07/09
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