内容説明
ゆうしゃたちのドラゴンたいじをかぞくでみにきた、おとうとうさぎ。ところが、「ゆうしゃスタコラサッサ」とまちがわれたから、さあたいへん!よたよたのポニーにのっておそるおそる、おしろにすむドラゴンのところへむかいますが…?スウェーデンの子どもたちに大人気のシリーズ第9作。
著者等紹介
ビョルンシェーナ,ヨンナ[ビョルンシェーナ,ヨンナ] [Bj¨ornstjerna,Jonna]
スウェーデン・エースキルストゥーナ生まれ。マルメの学校で漫画制作を学んだ後、イギリス・ロンドンの芸術大学セントマーチンに入学。ロマンチックでちょっと不気味、かつユーモアのある絵を、新聞や雑誌などに発表している。「おとうとうさぎ」シリーズ(クレヨンハウス)は、『おばけのめをみておとうとうさぎ!』がスウェーデンの子どもたちが選ぶ本の人気投票「BOKJURYN2007」0~6歳部門でベスト1に、『ひみつのおかしだおとうとうさぎ!』も「BOKJURYN2010」でベスト1に選ばれた
ヘレンハルメ美穂[ヘレンハルメミホ]
スウェーデン在住。日本とフランスで大学を卒業後、リンネ大学スウェーデン語学科学士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
77
絵本。おとうとうさぎシリーズ▽王様はお城にドラゴンを飼っていて宝を守らせている。最近ドラゴンの機嫌が悪いので、勇者に退治させることにした。どうせならとテレビ見世物にしてお祭りを開催する。逃げ出したうさぎの勇者[スタコラサッサ]と間違われて、おとうとうさぎが出場することになる。お城に仕掛けられた罠を潜り抜けておとうとうさぎは大活躍「おまえさんは優しいな」他の勇者たちはドラゴンに食べられてしまった。おとうとうさぎはポニーに乗って走り出した▽今回も愉快な物語でした。赤ちゃんのお世話は大変ですよ。2024.9刊2025/01/06
あおい
16
シリーズ第9弾!勇者と間違われてドラゴン退治に参加させられたおとうとうさぎ。優しさと知恵で難関に挑む。今回も見所いっぱいで楽しい。2024/12/26
じょうこ
5
おとうとうさぎシリーズの日本語版最新刊。35頁と今までより長い(気がする)。でも、本シリーズ大好きな5歳児はへっちゃら。迷路のような絵をしっかり追ってくれました。ちなみに、この巻は森がでてきません。お城をめぐる冒険です。おとうとうさぎも勇者!成長したなあ。2024/12/29
遠い日
5
シリーズ8。毎回楽しい騒ぎを起こしてくれるおとうとうさぎ。今度はひょんなことから、ドラゴン退治に駆り出されます。本人は全然やる気がないのに、あれよあれよと巻き込まれ、腰が引けた状態で勇者仲間3人といざ!仲間の窮地を次々と自分らしいやり方で救います。それは、相手に対するやさしさとして認められますが、それこそがおとうとうさぎの真骨頂。お城の不気味な動きやドラゴンの秘密もおもしろかった。やっぱり、やさしい行いは相手にちゃんと通じるのだとわかります。2024/11/14
たくさん
1
本の装丁からしてとても大がかり。フォントも今風にしてある。本としてはおしゃれ。おとうとウサギの話としては都合よく進みすぎですごく場当たり的で短絡的要素があるがやさしさというものを武器にしてそれひとつでしっかり世界を救うかっこよさがありますね。ハラハラ要素がもう少し欲しいところですがなかなかにステキな本でした。2024/10/28