出版社内容情報
ヨシタケシンスケさん 初翻訳絵本! 森のなかで「もくもく」に出会ったら……?
内容説明
もりのなかでもくもくしたくもみたいなものがきにひっかかっていたら、どうする?もし、それをつかまえたら…?「もくもく」は友だち?それとも恋人?いろんな読み方がたのしめるフランス生まれの絵本をあのヨシタケシンスケさんが初翻訳!
著者等紹介
エスコフィエ,ミカエル[エスコフィエ,ミカエル] [Escoffier,Micha¨el]
フランス生まれ、リヨン在住。高校教師であり、作家。80冊以上の絵本を刊行している
ディ・ジャコモ,クリス[ディジャコモ,クリス] [Di Giacomo,Kris]
米国生まれ、パリ在住。イラストレーター、グラフィックデザイナー、写真家としても活躍
ヨシタケシンスケ[ヨシタケシンスケ]
神奈川県生まれ。イラストレーター、絵本作家。日常の「なぜ?」「どうして?」を掘り下げたユニークな作風で人気を集める。絵本『もくもくをつかまえた』が初の翻訳書。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞を受賞。『もうぬげない』(ブロンズ新社)で、第9回MOE絵本屋さん大賞第1位を受賞。同書で、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
74
愛と束縛。フランスらしい絵本だなあ。誰もがだいじな人のことを考えるに違いない。今の私には子どもたち。手放すことも愛なのさ。訳ヨシタケシンスケさん。2020/10/22
とよぽん
51
子どもから大人まで楽しめる絵本だと思う。もわっと形が変わって、ふわふわして気持ちいい。かと思えばふいにどこかに消えていなくなる。何だろう・・・。絵もユーモラスだ。「もくもくは なかなか おもいどおりにはいかないよ。」「もくもくは もくもくしたい だけなんだ。」と。私にとってのもくもくは、何? ヨシタケシンスケさん初の翻訳書。2021/10/22
ネギっ子gen
47
<ヨシタケシンスケ初翻訳! もくもくなのに、モヤモヤします>とあったら、読むしかない! 森を歩いていたら、もくもくした雲のようなものを見つけた。しかし、この「もくもく」は、思い通りにならなくて自由気まま。大事に大事にしようとしてるだけじゃ、だめなんだ。そこで分かったこと。【もくもくは、もくもくしたいだけ】なんだと。<もくもくが どこからくるのか だれにも わからない。/もし もくもくが きのえだに ひっかかってたら…… もくもくが どうしたいのか いっしょに かんがえてあげたら いいんじゃない?>って。2021/11/21
momogaga
44
【大人こそ絵本を】もくもくって何だろう。雲、鳥、宇宙人、UFO等々。その時の心持で変化していきますね。2019/03/31
anne@灯れ松明の火
37
新着棚で。訳がヨシタケシンスケさんだったので、気になって。ヨシタケさん、フランス語もできるのか~。多才だなあ。雲のような「もくもく」。本当はなんだろう? 決めつけられるのはきっと嫌いだね。その時、その人が感じるものでいいのかな? とらえどころのない、ちょっと不思議な話の気がした。絵はかわいらしくて、とっつきやすい。初読み作家さんかと思ったが、「れいぞうこにマンモス!?」を読んでいた。2019/04/02
-
- 和書
- 彫塑家・川村吾蔵の生涯