内容説明
山下直樹さんは、いろんな「気になる子」と、きょうもわらべうたであそんでいます。なぜなら、わらべうたは、子どものこころとからだの育ちを促すからです。
目次
からだの動きが「気になる子」―「からだを育てる」わらべうた(好奇心旺盛で動きまわる子;じっとしていられない子;落ち着きのない子 ほか)
コミュニケーションが「気になる子」―「こころを満たす」わらべうた(みんなとあそべない子;コミュニケーションが苦手な子;ひとに合わせられない子 ほか)
暮らしのなかで「気になる子」―「きっかけづくり」のわらべうた(切り替えが苦手な子;なかなか寝ない子;目覚めのよくない子)
著者等紹介
山下直樹[ヤマシタナオキ]
ルドルフ・シュタイナーの治療教育を学んだ後、幼稚園や小・中学校のカウンセラー等として勤務。保育カウンセラーとして、現在も定期的に保育園で保育カウンセリングを行なっている。2018年現在、名古屋短期大学保育科准教授。4児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
23
相棒から山下さんの講演会に行った話を聞き、読んでみたくなり、予約。子どもの状況に合わせて、オススメのわらべうたが紹介されている。楽譜が、普通の楽譜でなく、音符の中にドとかレとか書いてある。楽譜に強くない者には、この方がわかりやすい! 手あそびはイラスト付きで、これまたわかりやすい。クレヨンハウスHPには動画もある。買おうかな。http://www.crayonhouse.co.jp/shop/e/e18warabe/2019/01/02
ツキノ
12
わらべうたを知り、子どもと遊ぶのにぜひ読んでおきたい本。シュタイナーの治療教育を学び、幼稚園、小中学校のスクールカウンセラー、保育カウンセラーとして活動する著者。じっとしていられない子、不安の強い子、みんなと遊べない子、交代ができない子など、子どもの状態にあわせて遊びたいわらべうたを紹介。「動き」「人数」「運動強度」も書かれている。出会った子どものエピソードもあり、からだを使ったり、触れ合ったりするわらべうたをこれまでとひと味ちがう角度から紹介。2018/12/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
「気になる子」ってどんな子?という投げかけから、様々な様子の子どもたちに合わせたわらべうた遊びを紹介。『 なべなべそこぬけ / うまはとしとし / おふねがぎっちらこ / いもむしごろごろ / ぼうず ぼうず / なかなかほい / おらうちのどてかぼちゃ / おしくらまんじゅう / こりゃどこのじぞうさん / おおなみこなみ / あしあしあひる / おおかぜこかぜ / うまがはしれば / だれとだるまと / ふくすけさん / ここはてっくび / いちばちとまった / すっかときって →2024/07/03
nori
5
新聞で見つけて即買おうかと思ったが、図書館にあったのでまずは借りてみた。遊び方が自分が知っているのとは違うものもあったが、改めてわらべうたあそびの役割を感じた。2019/02/25
海戸 波斗
2
なぜなら、わらべ歌は…とな昔は、困ったちゃんは居なかったような書かれ方に意義あり。伝承遊びは、地方地方で違うから言葉が違ったりしてるわな。上履き上靴の違いのように。余裕を持って子どもと接したいな。2019/10/19
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- 和書
- 分子消化器病 〈1-4〉