レバノン 混迷のモザイク国家

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860954635
  • NDC分類 302.283
  • Cコード C0036

内容説明

ハリーリ暗殺から読み解く最新レバノン情勢。

目次

第1部 ハリーリ元首相暗殺事件(暗殺事件発生;事件の背景;容疑者)
第2部 国際捜査とレバノン情勢の展開(国際捜査;特別法廷設置とレバノン情勢;ヒズボッラー犯行説浮上;「ドーハ休戦期間の終了)
第3部 中東情勢急変とレバノン(吹きすさぶ革命の嵐;レバノン情勢の膠着)

著者等紹介

安武塔馬[ヤスタケトウマ]
1966年奈良県生まれ。金沢大学文学部史学科、ベイルート・アメリカ大学大学院(中東アラブ研究)卒業。1990年以降、パレスチナ自治区、イスラエル、レバノンなど中東在住通算約20年。JMM(ジャパン・メール・メディア)で『レバノン揺れるモザイク社会』を連載(2005~2007年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lara

58
イスラエルガザ戦争で、レバノンがよく登場する。それは何故なのか、と言う疑問から読んでみた。とにかく、宗教、それも各派、民族が入り乱れる。更に、イスラエル、アメリカ、フランス、イラン、シリア等が絡んで来る。「わかりやすく解説」とのキャッチフレーズだったが、私の基礎知識不足でした。やっぱり難解だった。2024/11/02

fukuokakomachi

1
地理的にも文化的にも遠い国。それが自分にとってのレバノン。それは入り組みすぎていてカオスと化したこの国のことを説明している本書を読んでも変わらない。ただ、シリアとイランがなぜ共闘するのか、ヒズボッラーのこと、シリアの民主化運動をアメリカやフランスが当初支持していなかったことなど、本作を読んで知ったことは多い。 残念ながら本書が出版されてからすでに3年が経過しており、その間、かの地域をめぐる情勢は格段に悪化した。内容はすでに最新ではないが、中東情勢を理解する一助としておすすめしたい一作。2014/04/29

Masayuki Shimura

0
【誰にもわからないということは,誰もが知っているということでもある】(文中より引用) いくつかの中東に関する作品を読んだ上で本作に取りかかると、より一層興味深さが増すのではないかと思います。見慣れないカタカナの名前に取っつきづらさを覚えるかもしれませんが、日本であまり数が多くないレバノン関係の書籍として高く評価したい一冊です。 ベイルートを訪れたのも懐かしい☆5つ2019/11/06

茅野

0
語り口がサスペンスみたいで面白かった。2018/05/26

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