内容説明
東大入試は、教養程度の知識があれば十分に解くことができるが、教科書どおりに論述するのではなく、資料をもとに自ら考えることを求められる。東大の入試問題の解き方を詳しく紹介することで、ちょっと深く物事を考える「東大力」をつけ、歴史をより楽しむ方法を伝授する一冊。
目次
教養レッスン(中国は蛮国!?古代日本の外交戦略;実力で栄華をつかんだエリート官僚・藤原氏;摂関政治と結婚のカタチ;スケールがデカいぞ海国平氏;新しい宗教を生んだ鎌倉時代の時代精神 ほか)
特別教養レッスン(古代朝廷の命運を左右した東国豪族;江戸時代に発達した実証学的精神;戦前日本の戦争から救いえた、幻の「唯一の道」)
著者等紹介
佐々木哲[ササキトオル]
1961年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。広域科学専攻。テーマは「常識を疑え」。学部では社会哲学を学び、社会人経験を経て、大学院修士課程では社会経済史、博士課程では科学哲学を研究したという型破りな研究歴を持ち、実際に哲学でも歴史学でも研究業績を持つという多才人。Webサイト『佐々木哲学校』では、日記形式のブログの特徴を活用して、「教養としての東大入試」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。