海外ミステリgem collection
アリントン邸の怪事件

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860951436
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

警視総監の職を退き、人生の休暇を楽しむアプルビイ。アリントン邸の夕食会に招かれ、余興でイルミネーションの仕掛けに立ち会ったことから、奇妙な事件に巻き込まれる。死体が連なりゆく中、アプルビイの出した最後の答えとは。鬼才イネスが放つ、鏤められた謎が彩るミステリの祝典。

著者等紹介

イネス,マイケル[イネス,マイケル][Innes,Michael]
1906‐1995。本名ジョン・イネス・マッキントッシュ・スチュアート(John Innes Mackintosh Stuart)。スコットランドのエディンバラ生まれ。オックスフォード大学を卒業後、1930~35年に講師としてリーズ大学、35~45年に南オーストラリアのアデレード大学に大学教授として赴任。その間、36年に最初のミステリ長篇『学長の死』(Death at the President’s Lodging)を発表した。帰国後、北アイルランド・首都ベルファーストのクィーンズ大学を経て、オックスフォードのクライスト・チャーチ校の特別研究員となり、1974年まで在職。専攻は英文学。ジョン・アプルビイ警部(のちに警視総監)シリーズを中心に40冊以上の長篇ミステリを発表。硬軟そろえた本格ミステリ、ファースもの、クライム・ストーリー、冒険スリラーなど作風は多彩。文章には作者の文学的素養がいかんなく発揮されている。張り巡らされた伏線、諧謔に満ちた会話など、再読に値する作品が多い

井伊順彦[イイノブヒコ]
1955年生まれ。早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。トマス・ハーディ協会、ジョウゼフ・コンラッド協会、バーバラ・ピム協会(いずれも英国)各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホームズ

16
マイケル・イネスとは相性が悪いらしく何を読んでも読みにくい。事件も地味だし登場人物もあまり特徴を感じない。ダラダラ話がすすんでいく感じで。他の作品もなんとなく挑戦してるけどなかなか面白いとは感じられない。2013/06/09

紅はこべ

9
本作ではアプルビイは警視総監を退職、サーの称号を得て、愛妻と悠々自適の生活を送っている。館ものではあるが、事件の全てが室外で起こるのが特色。容疑者の書き分けにはあまり筆を割いていなくて、印象に残るキャラはアリントン邸の主人のみ。whoよりもhowに重点を置いたミステリ。イネス作品の中では軽めかな。2009/03/07

ホームズ

2
アップルビイ警部シリーズ。アップルビイが総監になり引退した後の話。2007/12/13

kanamori

1
☆☆☆2013/09/27

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