内容説明
戦前ジャズに傾倒した学生たち(長尾正士、馬渡誠一ら)が結成したフラタニティ・シンコペイターズから、戦後スウィングオルフェアンズが生まれ、続いてブルーコーツが発足した。以来今日まで一貫して、正統的ビッグバンドジャズを演奏し続け、多くの卓越したアレンジャー、プレイヤー、歌手を輩出してきた。この70年の歩みにおける知られざる苦労やエピソードの数々を記す。
目次
第1章 それは七〇年前成城の学生から始まった
第2章 戦後スウィング・オルフェアンズからブルーコーツへ
第3章 リーダー小原重徳・指揮小島正雄となる
第4章 ブルーコーツ十周年記念日劇ショウ
第5章 森寿男のニュー・リーダーシップ
第6章 九〇年代から今日まで
著者等紹介
瀬川昌久[セガワマサヒサ]
東京生まれ。1950年富士銀行ニューヨーク駐在員時代、チャーリー・パーカーやビリー・ホリデイを聴く。帰国後、ジャズ評論、コンサート企画に従事。現在、月刊誌「ミュージカル」編集長。山野楽器主催「大学ビッグバンドコンテスト」審査委員長。新倉敷作陽音楽大学「ポピュラー音楽論」講師
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