内容説明
毎年夏、俳句に情熱を注ぐ高校生たちが四国・松山に集結し、白熱のバトルを繰り広げる。その名は「俳句甲子園」。開催までの道のりから、5対5の大論戦、関係者の語るエピソードなどを一挙掲載!高校生たちが“五・七・五”の世界に新風を巻き起こす!第1~7回大会の予選から決勝まで、披露された全句を完全収録。
目次
第1章 第1~7回大会の結果(俳句甲子園の歴史とルール(俳句甲子園誕生までの道のり;俳句甲子園本格始動 ほか)
第1回大会
第2回大会
最初の運営資金は60万円(徳本晃久) ほか)
第2章 白熱のバトルディベート
第3章 俳句甲子園の魅力(俳句甲子園の「楽しさ」(三浦和尚)
恋は五・七・五!(荻上直子)
座談会・俳句甲子園は未来への種まきだ!(坪内稔典;夏井いつき;森川大和))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーちゃん♪
3
これはアタリだった。2章の開成と甲南の白熱バトルのディベートの所を中心に読んだ。基本的に言葉が動くか、つきすぎていないか、などのつっこみだった。伊木勇人君の、ウィーケスト・リンク(鎖は一番弱い輪で切れる)、5人いて皆それぞれ質、期待されている仕事が違う。その場その場で5人のうち誰かが対応できればよいと思っている。…という考え方が勉強になった。また、彼の「相手の句を一番いいように解釈する。そこにどんな世界が広がっているのかに興味がある」愛のある詠みが良かった 。「石竹や長安…」先生の努力にも感動した。2020/08/14