内容説明
司馬文学おもしろさの秘密。これを知れば司馬作品が「10倍」楽しくなる。
目次
「昼飯」を食べたせいで信長に敗れた今川義元
桶狭間の戦いは日本史上初の「情報戦」だった
信長は地球がまるいことを知っていた
石仏で石垣をつくってしまった無神論者・信長
徳川家康の祖先は流浪する「乞食」だった?―消されたナゾ
料理に欠かせない「包丁」はじつは人の名前だ
肉食を禁じた徳川家はひそかに牛肉を食っていた!
最後の将軍・慶喜のあだなはなぜ「豚一」なのか
公家が入ったお湯が薬にばける!おカネになる!
妻のおかげでころっと「土佐」一国をもらった山内一豊〔ほか〕
著者等紹介
石原靖久[イシハラヤスヒサ]
歴史文化エッセイスト。1946年静岡県生まれ。成蹊大卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毒ドーナツを食べたいな
4
司馬史観を増補するタイプの本ではなく、読者が興味を引きそうなどちらかといえば下世話なトピックを紹介した本◆将軍専用の尿瓶係を代々務める一族の存在!◆ゼニ経済とコメ経済の対立?◆麻疹が世界を変えた?2015/02/06
助作
2
司馬遼太郎の作品は愛読書である。ではあるが、かなり読んでいないものがあり、当然知らない話もたくさんあった。そんな話があることによって、もっと司馬作品を読みたい!と強く思えたのだからこの本を手に取った価値はあったというものである。2017/01/06
退院した雨巫女。
2
《私‐図書館》司馬さんの歴史観にかなり影響されている。実感。2011/09/17
-
- 電子書籍
- 俺様ティーチャー 22巻 花とゆめコミ…