内容説明
「がっこうにいれてください」ルーファスがなんどたのんでも、リピッドこうちょうはこういいます。「こぶたはがっこうにいれられない」けれど、ルーファスががっこうにかよいたいりゆうをきくと、せんせいはにっこりわらって…。がっこうって、たのしくてすてきなところ!こぶたのルーファスがおしえてくれます。
著者等紹介
T.グリズウェル,キム[グリズウェル,キム T.] [Griswell,Kim T.]
アメリカのジョージア州生まれ。長年の出版社勤務をへて作家となり、多数の短編や記事、コラムを執筆。ライティングコーチとしても活動している。児童向けのノンフィクション、ノンフィクション作品も手がけ、本作がはじめての邦訳となる。アメリカのさまざまな州を移り住み、現在はカリフォルニア在住
ゴルバチョフ,バレリー[ゴルバチョフ,バレリー] [Gorbachev,Valeri]
1944年、ソビエト連邦時代のウクライナ共和国(現在のウクライナ)生まれ。1991年にアメリカへ移住し、人気絵本作家として多数の作品を発表している。ニューヨーク州ブルックリン在住
くまがいじゅんこ[クマガイジュンコ]
新潟県生まれ。やまねこ翻訳クラブ会員。本作り空Solaスタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。絵が、読み聞かせを始めた頃に読んだバレリー・ゴルバチョフさんだったので、懐かしくなって。こぶたのルーファス・リロイ・ウィリアムズ3せい(何て長い名前(笑))は、お気に入りの絵本が校長先生は「こぶたはがっこうにいれられない」というばかり。何かが足りないのか、と考えるルーファス。みんな的外れで可笑しい。その後、あることを話したら、校長先生は……。学校の楽しさ、学ぶことの面白さを教えてくれる作品でもある。バレリー・ゴルバチョフさんの絵は、やっぱり素敵! キムさん初読み。訳はくまがいじゅんこさん 2024/09/20
Mer
10
読友さんのレビューから。好奇心旺盛な子ブタのルーファス。お気に入りの本を読めるようになりたい!!そこで小学校へ学びに行こうとしますが、何度お願いしても校長先生から許可が出ません…。学びたいという強い想い。大人になった今だから分かるルーファスの気持ち、とても素敵です✨年が明けて、落ち着いたら読み聞かせしたい一冊。2024/12/05
イケメンつんちゃ
9
13日の日曜日から二週間 今週もお疲れ様でした お帰りなさい いつもいつもありがとうございます 選挙ウィークと追突ウィーク ただただイヤな現実 衆議院選挙期日前投票で 役所前と支所前は大混雑 僕の将来を止めてしまう 僕の未来を止めてしまう 良い人ばっかりと良い人が多い イヤだイヤだ この本は棚にあったが 取られました すぐお取り寄せ アクティブな子どもと つまらない大人たちの 駆け引きはマシンガンの様に 美しい絵は病んだこころを癒します 結果はどうであれ 闇バイトは決して減ることはない アルテヴェローチェ2024/10/27
izw
7
本を眺めるのが好きなこぶたが、字を読めるようになりたくて学校にいこうとする。だけど、学校に行くのに必要なものを、かばん、弁当箱、ブランケットと考え、3回校長室に行くが、こぶたはいろいろいたずらするから学校に入れないと断られる。最後に本を見せてこれを読めるようになりたい、と言ったら、それならと許可される。学校にはいろんなことがあるけど、お話の時間で空想を膨らませるのが一番、というメッセージがほんわりとあたたかい。2025/01/26
遠い日
5
バレリー・ゴルバチョフの絵を求めて。字が読めるようになりたいから、学校に行って習いたい!という希望を持つこぶたのルーファス。校長先生のところへ直訴します。ところが形から入ったばかりに何度足を運んでも、即却下。おしまいにルーファスの、学校に通いたい本気を告げると即OK。そこからの学びぶりはすばらしかった!2024/08/24