内容説明
共詩とは何ぞや?高階杞一と松下育男(通称「らいと兄弟」)による世界初(?)の試み。思わぬ路地へ読者をいざなう九篇の合作詩集。
目次
空から帽子が降ってくる
サカナの泳ぐ日
ひょうたん島はどこへ行く
風の引き出し
いのち
指の続く道
破れた靴下ながめていると
川沿いの道
トマトの女
著者等紹介
高階杞一[タカシナキイチ]
1951年大阪市生まれ。1975年大阪府立大学農学部園芸農学科卒。主な著作に詩集『キリンの洗濯』(第40回H氏賞)『空への質問』(第4回三越左千夫少年詩賞)『いつか別れの日のために』(第8回三好達治賞)『千鶴さんの脚』(第21回丸山薫賞)等。戯曲「ムジナ」(第1回キャビン戯曲賞入賞)「雲雀の仕事」等。所属:日本現代詩人会、日本文藝家協会、日本音楽著作権協会(JASRAC)
松下育男[マツシタイクオ]
1950年福岡県遠賀郡生まれ。1974年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒。主な著作に詩集『肴』(第29回H氏賞)等。横浜にて詩の教室「buoyの会」を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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